Hirokiの音楽部屋

ギター練習法や機材、その他音楽に関連した事を中心に書いています。個人レッスンも承っていますのでぜひご連絡ください。

マイク(XLR)ケーブル自作

みなさんケーブル類ってどうしてますか?

僕はわりと買うより自分で作ることの方が多いです。

今回今まで使っていたのより少し長めのマイク(XLR)ケーブルが必要になったので製作ついでにその過程をまとめてみました。

 

自作のメリット

自分で作ることのメリットとしては

  1. 安い
  2. 好みの長さで作れる
  3. 色んな組み合わせでケーブルを作れる
  4. 楽しい

ということですかね。

1.安い

ものにもよりますがパッチケーブルなど短めのものは結構割高なので自分で作ると既製品の半額くらいで作れたりします。

 

2.好みの長さで作れる

個人的にはこれがでかいです。

部屋の中で余分なケーブルがぐるぐるしてたりエフェクターボードの中で長いケーブルを無理やり取り回すのが好きじゃないんですね。

自分で作ってしまえば、cm,mm単位で好きな長さにできます。

また音質の観点からみても無駄な長さのケーブルはロスになります。

そういう意味でも最低限の長さのケーブルを使うというのは大事です。

 

3.色んな組み合わせでケーブルを作れる

既製品はある程度どんなパーツを使うか決まっています。

音の相性であったりコストであったりを理由に。

自分で作るとなるとそんなのは関係なしに見た目が好きだから使う、とか珍しいのを発見したから使ってみる、とかお金に余裕があるならめちゃくちゃいいやつばっか揃えて作ってみる(先に述べた安いという利点からは逸れますが)、とかなんでもありです。

こういう実験的な要素も非常に面白いので自分で好みの組み合わせを生み出したい!ていう人なんかにおススメです。

 

4.楽しい

これは楽しいと思うか思わないかです。笑

自分はわりと好きなので、(というか自分で作ったもので整理されてくのが好きなのかも?)電子工作好きな人にはおススメです。

 

といったことが主に自分でケーブルを作ることのメリットです。

それでは実際に製作過程を見てみましょう。

 

必要なもの

工具

まずどのケーブルにしても必要になるのが

    • はんだごて

サウンドハウスで見る

    • ハンダ

サウンドハウスで見る

  • カッター

この3つは必須です。

あると便利なのが

    • はんだ吸い取り線

サウンドハウスで見る

    • ヒートクリップ

【人気商品】グット・ヒートクリップ

価格:150円
(2019/5/19 21:08時点)
感想(0件)

    • ケーブルチェッカー

サウンドハウスで見る

サウンドハウスで見る

  • 灰皿かなんか水貯めれるもの
  • スポンジ
  • はんだごて置き

はんだ吸い取り線は余分なハンダを吸い取ってくれるもの。

ヒートクリップは熱がパーツに伝わりすぎないように遮断してくれるもの。

ケーブルチェッカーはできたケーブルが導通してるか確認するもの。ハンダ付けなどの際にコネクタを固定するのにも使えます。

ワイヤーストリッパーは様々な太さのケーブルに合わせて皮膜を剥くのに便利なニッパー。

下三つはちゃんとしたものじゃなくても百均とかで使えそうなもので大丈夫です。

 

材料

今回はマイクケーブルを作るので

  • 線材(二芯以上)
  • XLRコネクタ(オス、メス)

です。

今回は定番の組み合わせで線材はbelden8412

サウンドハウスで見る

コネクタはNEUTRIK(NC3MXXとNC3FXX)を使います。

サウンドハウスで見る サウンドハウスで見る

作り方

それではいよいよ作り方

 

まずはコネクタの根元側をケーブルに通しておきます。これ結構忘れがちですがハンダ付けた後だと通せないので初めに通すのを忘れないように!

f:id:hiroki-play:20190512152827j:image

でその状態でケーブルの先1.5cmくらいの皮膜を剥きます。

僕はカッターで薄く表面を切っていきますがニッパーでやる人もいます。お好きなやり方で。
f:id:hiroki-play:20190512152820j:image

剥けたら銀色の線(以下シールド線)があるのでそれを切らないよう解いていきます。

ざっくり指でほぐしていく方もいますし僕は先の尖ったものを目の間に通してほどいていきます。

 

ほどけたらその中に白い紐みたいなのでできた層があるのでこれは根元から切っちゃいます
f:id:hiroki-play:20190512152824j:image

そいつらが切れたら先ほどほぐしたシールド線を撚ってまとめます。

 

シールド線を束ねれたら今度は芯線の皮膜を剥きます。ここでワイヤーストリッパーがあると便利。

f:id:hiroki-play:20190518132242j:image

全部剥けたら全部の線の表面に薄くハンダを載せ固めます。
f:id:hiroki-play:20190515102421j:image

ここまでできたらいよいよコネクタに繋げていくのですがXLRの場合繋ぐ場所にそれぞれ番号が振ってあります。

f:id:hiroki-play:20190515102832j:image

小さくて見にくいですが右上が1、左上が2、真ん中下が3です。

ほとんどの場合2がHOTになっています。

なのでメス側も番号を見て両側の同じ番号に同じ色の線を繋げるように気をつけましょう。

 

_____________________________

有色HOTの法則

ケーブルの製作においてよく聞くのが有色HOTの法則というもの

これは白色や透明な皮膜の線と黒色など色がついた線があった場合黒など色のついてる方をHOTに接続するという話。

実際は両側で同じ所に繋がっていれば問題ありませんが自分の中でこういうルールを決めとくと間違えにくいのでおススメです。

____________________________

なので今回は1にシールド(周りの導線)、2に黒(HOT)、3に白(COLD)でいきます。

 

ハンダをつけるとき何かでコネクタを固定してあげるとつけやすいです。

最初にあると便利なものリストに挙げたケーブルチェッカーなんかあれば固定にも使えるので便利ですね。

僕も欲しいと思いながらいつもニッパーなどで挟んで固定しています。

(結局この後すぐケーブルチェッカー買いました)

 

線をハンダ付けする前にコネクタ側に少しハンダを付けておきます。(予備ハンダと言います。)

片手にケーブル、片手にはんだごてを持ってるとハンダを持てないのでひとまずこの予備ハンダを溶かして軽く線をつけちゃいます。

f:id:hiroki-play:20190515104015j:image

 

予備ハンダで固定できたらそこに少しハンダを加えてしっかりつけます。
f:id:hiroki-play:20190515103944j:image

 

あとはあらかじめ通しておいたパーツと
f:id:hiroki-play:20190515103934j:image
f:id:hiroki-play:20190515103954j:image

 

残りのパーツをつけ
f:id:hiroki-play:20190515104001j:image

片方完成です。

 

あとはもう片方も同じように作っていき(半田付けする際コネクタに振ってある番号間違えないように注意してください。)

 

パーツを組み立てていけば

f:id:hiroki-play:20190518132233j:image
f:id:hiroki-play:20190518132225j:image 

 

こちらも完成。
f:id:hiroki-play:20190518132230j:image

 

ケーブルチェッカーでちゃんと繋がってることを確認し

f:id:hiroki-play:20190518132358j:image

 

完成です!

f:id:hiroki-play:20190518132427j:image

 

いかがでしたか?

細かく書いたので結構大変そうと思われたかもしれませんが意外と簡単です。

個人的には皮膜向くところが一番めんどくさい。笑

たまには中の線まで切れちゃったり。

ですが慣れれば安く好みの線が作れます。

ぜひお試しください。